社長インタビュー       

レストランいとうの伊藤秀樹さん

『常に向上心を持ち続けていたい!』

Q.6年前に魚町から現在の所に移転しましたが、新店舗になってからの変化はありますか?
A.前の店は座敷もありましたし、洋食だけでなく、お寿司など和食もやっていたので、宴会や家族連れのお客様も多く、仕出しの注文も特別宣伝しなくてもお客様の方から頼まれていました。しかし、現在の店は座敷もないですし、建物もカフェレストラン風の洒落たつくりになり、メニューも洋食中心に変わったので、会合や法事の仕出しも出来ますというチラシを店内に貼ったり、出前のメニューと共に各家に配ったりして、知ってもらえるよう努めてきました。暖簾は一緒ですが、一からの出発と同じ気持ちでした。おかげで、今では仕出しの注文もコンスタントに入るようになりました。
Q.客層の変化は?
A.がらりと変わりました。以前は年配の方や家族連れが中心でしたが、先ほども言ったように、座敷がなくなり、洋食中心のスタイルになったため、若い人が多くなりました。それと他府県の方が増えました。出張の時に一度来てくれた方がその度に来てくれたり、常連だった地方から転勤して来られた方が他地方に転勤したら、前任者から伝え聞いたのでしょう、同じ会社の新しく赴任してきた人が来てくれたりします。他には、年2回オートレースで近くに来る人たちが、必ず来てくれます。40人程の団体なのですが、店が小さく一度に入れないのを知ってくれているので、時間をずらして来てくれます。
Q.客層のターゲットは?
A.ターゲットとしている客層というのは特にありません。確かに若い人が増えましたが、より多くの方に食べてもらいたいと思っています。そのために、先ほども言いましたが、「一人前から出前OK」、「オードブルや会席料理の仕出し」、「店内貸し切りでの打ち上げ、パーティ、二次会承ります」等のチラシを定期的に旧町はもちろん、新興住宅地やアパート・マンションに配布しています。お店で食べて頂いたお客様が出前や仕出しを、出前や仕出しを取って頂いたお客様がお店に、という相乗効果を期待しているのです。それが一人であろうが、カップルであろうが、家族連れやグループ・団体であろうが、リピートがあったなら、それは「いとう」の味を気に入ってくれたということですから、それはもう、コック冥利に尽きます。
Q.大手レストランチェーンが増えていますが、影響は?
A.同じ飲食店ですが、全くの別物と考えているので、影響はあるかもしれませんが気にしていません。確かに、新しいお店が出来た時はそちらにお客様は流れますが、しばらくすると戻ってくる人が多いです。
Q.お店のこだわりは?
A.昔からの「いとうの味」を守っていくこと、そして、お客様に喜んでいただくことです。弊店は、カレーのルーにしてもソースにしてもタレにしても全て自家製です。時代に即して多少、味は変えてきていますが、基本的に昔からの「いとうの味」を受け継いでいます。「安いけど美味しくない」ではなく、「この味でこの値段でええの?」と言われるよう、努力しています。リピーターが多いのも「いとう」の料理を気に入ってもらえるよう、それなりのものを出してきたからだと自負しています。
Q.今後の展望は?
A.自家製にこだわりつづけ、「いとう」でしか味わえないものを作りつづけることです。

伊藤秀樹(49)さん  上野市出身